鬼滅読んでて気になったので若干いろいろなインフラを調べてみる
電気・上下水道・ガス・プラスチック
1609 複式顕微鏡発明(学術的に有用になったのは1800年代後半)
1840 年代初めにコンクリート実用化
1849 光の速さを地球上で初めて求める(歯車)
1872 機関車 品川駅 - 横浜駅(現在の桜木町駅)間が仮開業
1872 ガス灯点灯 「学問ノススメ」初版
1876 廃刀令
1878 西南戦争
1882 水力発電がニューヨークで始まる
1885 白熱電灯が東京銀行集会所開業式で点灯
1887 年頃、性能の良い顕微鏡の輸入が増加
1889 大日本帝国憲法発布
東海道線開通
室内のあかりとしてガス灯使われる
1890 東京-横浜で電話局が開設
1895 日清戦争
自動車の大量生産
1902 アメリカエア・コンディショナーを発明
1904 日露戦争勃発。
1905 ポーツマス条約調印
1911 上水道完成
1912 ★大正 東京市内に電灯がほぼ完全普及する
1914 WWⅠ
国民生活の近代化がすすみ、ガス利用広がる
アメリカで世界最初のラジオ放送が始まる
1923 関東大震災
1926 ★昭和
1927 上野・浅草間に地下鉄開通
1927 電灯普及率が87%
1936 二・二六事件 電車冷房開始
1937 日中戦争勃発
ゼネラル・エレクトリックが蛍光灯を発売開始
1939 アメリカでテレビ放送開始
ナイロン繊維をデュポン社が工業生産を開始
1941 太平洋戦争
1945 終戦
1950 朝鮮戦争
1951 サンフランシスコ講和条約 日本、パッケージ型空調機(エアコン)ができる
1953 世界的にポリエチレン製品が広まる
日本でテレビ放送開始
1963 名神高速道路
ボーイング727 : 巡航速度964km/時、乗客数最大189名
1985 Windows1.0発売
1995 23区の下水道普及率が、ほぼ100パーセントとなる
戦前戦中において行われた朝鮮、満州などからの安価な輸入がGHQによる対中貿易禁止令で閉塞されたために「アメリカから資源を買い、アメリカのために生産し、アメリカの言い値で売る」状況に陥っていた
日本の経済は朝鮮特需で回復するどころか、朝鮮の兵站線を支えるために国内の物資の流通を統制してまで軍需生産に追い込まれたのである。このような状況で輸出が伸びるはずもなく、産業はますます特需に依存の度合いを深め、やがては日本そのものが戦争を前提とした産業構造に「特化」する危険さえあった。
1953年には輸出額12億7000万ドルに対し輸入24億1000万ドル、実に11億7000万ドルの輸入超過に陥っており、7億ドルからの特需関連収入とは日本に「戦争に適した産業構造」への適応を強いるもので、各種物資がなお統制下にあることを考慮すれば準戦時下とも言えるものであった。日本はGATTへの加入などによる自由貿易体制への復帰で生存の道を探ろうとしていたが、1948年に加盟した西ドイツと異なりイギリスを筆頭とした強烈な反対に直面していた。
日本が「不況」を脱したとされるのは1955年11月の神武景気からで、朝鮮戦争は日本の復興に必ずしもプラスであったとは言えず、日本の発展には地域の安定に基づく自由貿易が不可欠であることを考え合わせるならば、むしろ阻害要因でさえあった。